Beats Studio Proを買ったけど返品した

ここ数年はずっとBoseのquiet comfort35を使っていて、音質などには不満は特にありませんでした。

でも複数pcを切り替える時AirPodsなどと比べると面倒*1。あとは2台同時にペアリングしている時に音を出したいデバイスではない方がアクティブになり、そちらのBluetoothを明示的にオフにしないと狙った方で音が出せなくてイライラする状況があったり。だんだんとこの状況を打破したいな、という気持ちが高まってきました。

AirPods max2がリリースされるのをずっと待っていたのですが、あと1年くらいは発売がなさそうな雰囲気。そこでApple傘下のBeats Studio Proなら発売間もないしいいんじゃないか、と思いポチってみました。

使ってみた感じとしては、Boseに感じていた諸々の不満が解消されていていいじゃん、となったのですが頭への締め付けがきつくて長時間つけていると辛い…。これまでヘッドホンの締め付けを気にしたことがなかったので盲点でした。やむなく返品することに。

Apple storeで購入したので返品処理がスムーズにできたのは不幸中の幸いでした。

もうちょっとBoseを使い続けるか、AirPods max1を買ってしまうかが目下の悩みどころです。

*1:仕事柄pcを複数台使っているので切り替える機会が多く面倒に感じやすい

テストでWebsocketのsubscribeが終わるまで待ちたい

  1. ページを開く
  2. ActionCableのブロードキャストを実行する
  3. ブロードキャストの結果画面が変更されるのを確認する

というテストがあるときに、2がActionCableの該当チャンネルのsubscribeより前に実行されてしまいテストが失敗する、という事象があった。

なのでsubscribeを待つためのヘルパーメソッドを書いてみた。asyncアダプタ想定で、subscriber情報を持っているハッシュの個数が0より大きくなればsubscribe完了しているだろう、と判断した。

  def wait_for_websocket_connection
    Timeout.timeout(Capybara.default_max_wait_time) do
      until ActionCable.server.pubsub.send(:subscriber_map).instance_variable_get(:@subscribers).count > 0
        sleep 0.5
      end
    end
  end

だいぶナイーブな実装なのでうまく動かないケースもありそうだけど、とりあえずこれで。

2024/02/06追記

ActionCableへの購読は、まず内部用のチャンネル(ActionCable::Connection::InternalChannel) を購読してから専用のチャンネルを購読する、という流れになるので、上記のコードだとタイミングによってはまだチャンネルの購読が完了していない事がある。そこを次のようなコードで改善してみた。しばらくこれで様子見

  # `stream_for current_user ` のようにして購読している前提

  def wait_for_websocket_connection(user)
    channel = NotificationChannel.broadcasting_for(user)
    block = lambda do
      s = ActionCable.server.pubsub.send(:subscriber_map).instance_variable_get(:@subscribers)
      s.key?(channel) && s[channel].count > 0
    end

    Timeout.timeout(Capybara.default_max_wait_time) do
      sleep 0.5 until block.call
    end
  end

bullet的なN+1自動検知gemのprosopiteが気になる

user = User.first
token1 = user.user_token
token2 = UserToken.find_by(user: user)
  • たぶんprosopiteはN+1と判定する
    • のでzero false positives / false negatives
    • 本当に?
    • 手元でRailsアプリケーション作って試してみよう、と思ったのだけどsqlite3は対応してなさそうなのでまた今度試してみます…

CLionでCRubyのコードを読む

  • CLionでCRubyのコードをただ開いただけだとうまくコードジャンプが効かない
  • どうやったらええんや…となっていた
  • Makefileを開くと↓のように、「Makefileプロジェクトのロード」が表示されるのでロードするとそれっぽいジャンプができるようになった
  • これでCRubyのコード読みやすくなりそう

RubyがもっとCoWフレンドリーになりそう

  • Implement Process.warmup by byroot · Pull Request #7662 · ruby/ruby
  • Feature #18885: End of boot advisory API for RubyVM - Ruby master - Ruby Issue Tracking System
  • Ruby本体にProcess.warmupというメソッドが追加される
  • アプリケーション側でbootが終わったぞ、というときに使う
  • unicornやpumaなどのpreforkするタイプのアプリケーションはforkするので、そのタイミングでいい感じにCoWフレンドリーになるようにしたい
    • 例えば ko1/nakayoshi_fork を使うとforkの時点でGCを4回実行*1して、すべてのオブジェクトを古い世代にすることでCoWフレンドリーにする
      • オブジェクトが何回GCを生き延びたか、というフラグを持っているのでなにもしないとGCのタイミングでオブジェクトが書き換わり、親プロセスと子プロセスで差分ができてしまう
    • nakayoshi_fork自体は単純に4回GCを実行している
    • けど、Rubyの内部に「いまいるオブジェクトを全部古い世代にする」APIがあればそれ使ったほうが効率的ですよね
    • あと「複数のワーカプロセスをforkで生成する」ケースだとforkにフックをかけるやり方だとforkする回数分同じ処理が実行されるので効率が悪い
    • そこでアプリケーションの起動が終わったタイミングでおもむろにProcess.warmupを実行し、そこでもろもろいい感じにCoWフレンドリーにしてやると良い
    • とりあえず上記PRではGC、GC.compact、いまいるオブジェクトを古い世代にするということをProcess.warmupのタイミングでやっている
    • 他にもメソッドや定数のインラインキャッシュをキャッシュに載せておく、とかもっと最適化の余地がある模様
  • Ruby3.3だとpumaやunicornのメモリ消費量が減る、といいう未来がありそう
  • Rubyの最適化、もうあらかた実施済みなのかな、と思ってたけどまだやる余地あるんですね…

*1:3回GCを生き延びたら古い世代になる認識なんだけどなんで4回なんでしょうね…?

searchkickを使ったテストをするときに気をつけること

  • RSpecでsearchkickを使うときにどう設定するかがREADMEに書かれている
  • ↑を見ると、searchタグを付けたときだけsearchkickが有効になるように読める
  • が、これは間違い
  • searchkickの提供するコールバックのオンオフをするためのフラグはThread.currentで提供されている
  • つまりテストのスレッドで該当のモデルを作ったときにはsearchkickのコールバックは発火しないが、system specでpumaがモデルを作ったときにはsearchkickのコールバックは発火する
    • これ直感的じゃないのでグローバルにコールバックのオンオフを設定できると嬉しい気もするが、system specでサーバ側の挙動をテストに合わせるのもどうなんだろう、となったのでいったんこういう挙動である、という認識のもとやっていくことにした

CIでopensearchコンテナの起動を待つ

  • CIで時々opensearchへのアクセスに失敗してテストが失敗していた
  • (ちゃんと調べたわけではないけど)opensearchの起動が終わるより前にアクセスしにいって失敗している風
    • Faraday::ConnectionFailed: end of file reached
  • opensearchコンテナ、毎回Dockerfileからビルドをしているので時間がかかっていた
  • そこでdocker compose -f docker-compose.ci.yml up -d --buildのようにして、ビルドしてからupするようにした
  • が、これでもまだ失敗する
  • 次の手として vishnubob/wait-for-it: Pure bash script to test and wait on the availability of a TCP host and port を利用して、9200番ポートが空くまで待つようにした
  • が、これでもまだ失敗する
  • opensearchのログを見ると、9200番ポートを開けてからまだ少し何かをしているので、そのタイミングでアクセスしてしまっている模様
  • 結局↓のようなメソッドを定義して、テスト起動時のopensearchへのアクセスでエラーが起きたら時間を空けてリトライするようにしたところ解決した
def retry_on_error(times: 3)  
  try = 0  
  begin  
    try += 1  
    yield  
  rescue Faraday::ConnectionFailed  
    sleep 5  
    retry if try < times  
    raise  
  end  
end