LeanとDevOpsの科学を読んだ

  • LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する impress top gearシリーズ | Nicole Forsgren Ph.D., Jez Humble, Gene Kim, 武舎広幸, 武舎るみ | 工学 | Kindleストア | Amazon
  • 1章をざっと読んで、2,3章はほとんど飛ばしてしまった
  • 高いパフォーマンスを出している企業はこういうことをしている、というのをちゃんと統計とって因果関係があることを調べているのが偉い
  • エンジニアとしては肌感覚としてそうだろ、と思っていたが数値的根拠は出しづらいやつに対して根拠を与えてくれている
    • どういう調査方法をしたか、というのは本の中に書いてあったけど、具体的なデータは本にはないので(たぶんめっちゃ膨大なので本には載せられないだろうが)どこかで見れたりするのだろうか…
  • ソフトウェアデリバリのパフォーマンス評価基準
    • デプロイの頻度
    • 変更のリードタイム
    • MTTR
    • 変更失敗率
      • この基準は無視してもいいんだったかな…
  • ↑のソフトウェアデリバリのパフォーマンスが上がると組織全体のパフォーマンスが上がる
  • 関連するプラクティスを実践し、ケイパビリティを高めることでソフトウェアデリバリのパフォーマンスが上がる→結果的に組織全体のパフォーマンスが上がるというロジック
  • この本の内容を活用して、いかにして組織のパフォーマンスを上げるとよいか
    • 自分が組織の偉い人であれば、単に評価基準を計測できるようにしてその評価基準を良くする施策を打てば良い
    • 偉い人でなければ、偉い人に働きかけをする必要がある
      • ここが難しいのは以前と変わらないが、少なくともこの本によって話に根拠を持たせられるので前よりは働きかけがしやすくなっている、というのはありそう